旧桜ノ宮公会堂

公開日:2023/11/07  最終更新日:2024/05/13
旧桜ノ宮公会堂

旧桜宮公会堂は大阪天満橋にある大阪最古の文化財です。大手ゼネコン竹中工務店が最新技術を用いて結婚式場として再生させた建物です。水の都大阪の魅力を十二分に発揮できるロケーションで記憶に残る結婚式を挙げられるでしょう。今回は旧桜宮公会堂の特徴とおすすめポイントについてわかりやすく解説します。

大阪最古の文化財が舞台になる

公会堂とは明治時代に全国各地に建築された建物で、市民の集会場や社交場、物産会などの場として利用されてきました。大正時代には音楽会なども催されるようになります。戦後は地域の歴史展示や教育施設としての役割も果たしています。

旧桜町公会堂は1935年に明治天皇記念館として建設された建物ですが、正面玄関は1871年に建てられた造幣寮(現在の造幣局)の玄関を移築したもので、国の重要文化財に指定されています。明治天皇記念館は戦後、大阪市の所有となり、桜町公会堂と名称変更されて現在に至ります。

しかし、旧桜町公会堂を利用したギャラリーが2007年に廃止されると、数年間にわたり放置された状態となりました。その後、大阪市は民間企業に建物を貸与し、結婚式場として再利用されることとなりました。もともと1階部分を講堂、2階部分を陳列室として利用していましたが、1階部分を宴会場、2階部分を結婚式場に改装しました。

放置されていた建物が再生されることで、歴史的建造物の維持が可能となったのです。旧桜町公会堂は6,000坪もの広大な敷地を有しています。敷地周辺には大川沿いや造幣局の桜並木、大阪アメニティパークの広場など豊かな自然が広がっています。

また、同じ敷地内には明治天皇がたびたび訪れた「泉布観」があります。重要文化財に指定されている正門は実に見事で、歴史の重みを感じます。旧桜町公会堂の特徴は何といってもクラシカルな雰囲気ではないでしょうか。明治時代の華やかさが随所に残る建物にいると、まるで自分が100年以上昔の明治時代にタイムスリップしたような感覚になります。

豪華なシャンデリアやいすなどの調度品もロマンティシズムを掻き立ててくれます。ここで行われる結婚式の形式はキリスト教式の教会式、家族や友人などの招待客に証人となって宣誓の儀式を行う人前式、和式の神前式のどのパターンでも挙式可能です。

七色の光が包む唯一無二のチャペル

旧桜町公会堂の目玉となるのが約9,000個のガラスブロックが使われているチャペルです。チャペルの列席可能人数は120名、着席状態であれば90名です。透明なガラスから差し込む光がチャペル全体を光り輝かせます。宝石箱の中にいるのではないかと錯覚してしまうほどのまばゆい光の空間は見る人を大いに圧倒することでしょう。

外から入った光がガラスブロックの効果によって拡散するため、光に満たされた空間となるのです。外から入る光の角度により、刻一刻と明るさが変化する特殊な空間となっています。ガラスブロックの中にいるため、強度が心配になりますがその点も心配いりません。

列席者の目に入らないように、しっかりとガラスパネルを締め付けて固定しているので地震に対しても安心な構造となっています。きらめく光の空間は私たちに非日常な体験をさせてくれることでしょう。独創的なチャペルのデザインは2014年度グッドデザイン賞を受賞しています。

こだわりのアイテムが結婚式を盛り上げる

結婚式を盛り上げるには数々のアイテムが欠かせません。その筆頭となるのは新婦が着るドレスではないでしょうか。新婦にとって自分が主人公となるかけがえのない一日なので、ドレス選びに熱が入るのも当然のことでしょう。旧桜町公会堂では大阪にあるドレスショップのNOVARESEや京都にあるECRUSPOSEのドレスを用意しています。

NOVARESEはイタリアやアメリカ・ニューヨークから取り寄せた最高級素材のドレスを取り扱っています。一方、ECRUSPOSEはスウィートなイメージを重視したブランドです。どちらのブランドもオリジナルドレスを多数用意していますので、お気に入りの一着を見つけられるでしょう。

せっかくの結婚式なので、披露宴などのパーティーで使用する花にもこだわりたいものです。旧桜町公会堂ではドレスにあった花や上品なラウンドブーケなど結婚式を挙げる二人が好む花々を飾れます。花について迷ったら、コーディネーターがフラワーアレンジについてアドバイスしてくれるので安心です。

もちろん、ゲストをもてなすテーブルのコーディネートにもこだわりたいところです。テーブルクロスはもちろんのこと、数々の装飾に至るまでホストの二人の意向を最大限反映させ、列席者をもてなします。ゲストへのプレゼントギフトについても、全国のセレクトショップから選び抜いたオリジナルギフトを多数用意しています。

まとめ

今回は歴史的建造物を結婚式場として再生した旧桜町公会堂を取り上げました。クラシカルな雰囲気で行われる結婚式は一生に一度の特別な日として記憶に残ることでしょう。披露宴や会食をしなくても挙式だけ実施する挙式フォトプランもありますので、美しい建物で結婚式を挙げたい方は、一度問い合わせをしてみてはいかがでしょうか。

旧桜ノ宮公会堂の基本情報

式場名旧桜宮公会堂
料金249〜309万円(60名)
挙式スタイルキリスト教式/神前式/人前式
収容人数【クリスタルチャペル・ガーデンチャペル】
 受付可能人数~120名
 推奨受付人数~100名

【披露宴会場】
 受付可能人数5~120名
 推奨受付人数50~100名

【少人数パーティ】
 受付可能人数6~110名
 推奨受付人数6~30名
アクセスJR大阪環状線「桜ノ宮駅」西口より徒歩9分
Osaka Metro堺筋線・谷町線「南森町駅」9番出口より徒歩9分
JR東西線「大阪天満宮駅」9番出口より徒歩約9分
駐車場なし
送迎あり(JR大阪駅より送迎バスあり)
料理の種類フランス料理/折衷料理
2次会利用可能
宿泊施設会場周辺のホテルを紹介(宿泊料金は紹介特典あり)
住所〒530-0042 大阪府大阪市北区天満橋1-1-1
電話番号06-6881-3636

【FAQ】よくある質問

  • ゲストのための宿泊施設を紹介してもらうことは出来ますか?
  • 宿泊施設を併設していたり、相談すれば紹介してもらえる場合が多いようです。
  • フェアに行ったときに写真を撮りたいのですが、可能でしょうか?
  • 会場の雰囲気を後から見返したり、他の会場と比較できるよう、撮影できる会場が多いようです。
  • 挙式までに何回くらい打ち合わせが必要ですか?
  • 主な挙式までの流れとして、衣装合わせから始まり、進行の最終打合せまで、平均的には3〜4回の打合せになるようです。
  • 両親用の衣裳レンタルは可能ですか?
  • モーニング・留袖のレンタル、及び当日の着付ヘアセットを用意している場合が多いようです。

結婚式場おすすめ7選!比較表

イメージ
式場名ホテルロイヤルクラシック大阪ザ・ガーデンオリエンタル・大阪ミアヴィアラグナヴェールプレミアアルカンシエル luxe mariage 大阪帝国ホテル大阪キャッスルガーデンOSAKA
特徴なんば駅直結で好立地なホテル!ゲストハウス貸切など特典盛沢山のフェアを随時開催!4,000坪の広大な敷地にある迎賓館!歴史的な品格のある建物に結婚式場を新設!唯一無二の結婚式を実現するテーマWedding!自分たちらしさを最大限に表現!関西最大の主要駅直通!会場を知り尽くしたプロフェッショナルがトータルサポート!都心とは思えない開放感!大きなステンドグラスの大聖堂で行う壮大な結婚式!ホテルウェディングの元祖・帝国ホテル!2つのスタイル&10の披露宴会場を提供!駅から最短徒歩1分!花嫁の美しさが際立つ透明感溢れる空間のバンケット!
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