結婚式の会場にはさまざまな選択肢がありますが、なかでもホテルウェディングはホテルならではの上質な空間や接客を体感できるのが魅力です。今回は大阪のホテルウェディングとしてホテルロイヤルクラシック大阪・帝国ホテル大阪・コンラッド大阪の3つを紹介します。ホテルウェディングに興味がある人はぜひ参考にしてください。
CONTENTS | 目次
ホテルウエディングとは？
ホテルウエディングとは、ホテル内の施設で行う結婚式のことです。ホテルに併設されたチャペルやパーティーホールなどを会場に、小規模から大規模までさまざまな挙式が叶います。
ホテルウエディングに必要な準備期間は、半年から1年ほどの見通しです。まずは特定のエリアに定めて複数のホテルから資料請求して候補をピックアップしていきます。
結婚式ができるホテルなら試食会や下見の宿泊も可能なので、会場選びの判断材料としても最適です。ホテルや日程が決まったら、ゲストの招待リストを作成します。
3ヶ月から2ヶ月前には結納や衣装、招待状の手配を済ませておくのが理想です。1ヶ月前には演出などの最終チェックを行えるとよいでしょう。
ホテルウエディングの当日は、新郎新婦の会場入りからスタートします。新郎新婦の支度が完了後、写真撮影を行うケースが一般的です。
写真を撮り終えたら、式のリハーサルを迎え、いよいよ本番に臨みます。挙式のみ行うプランも選べますが、披露宴も行う場合はホテル内にあるパーティー会場へ移動となります。
披露宴では余興やお色直しで盛り上がり、新郎新婦の退場、お見送りとなる流れです。披露宴のあとにフランクな雰囲気の二次会を設ける場合も、ホテル内のレストランやバーを貸し切れます。
ホテルウエディングのメリット・デメリットとは？
多彩な挙式が実現できるホテルウエディングにメリットがあるのはもちろんですが、覚えておくべきデメリットが存在するのも事実です。メリットとデメリットをしっかり把握したうえで、納得のいく挙式にしましょう。
特別感のある挙式ができる
歴史のある老舗ホテルや高級感あふれるホテルでは、多彩なウエディングスタイルが叶います。王道の教会式はもちろん、自由度が高くゲストを招きやすい人前式、日本の伝統的な挙式スタイルである神前式も実施可能です。
リゾートウエディングを挙げる際でも式場と宿泊施設を同時に確保できるため、打ち合わせなどのやりとりも一括化でき、効率よく式の段取りが決められます。そのまま現地で観光を楽しめるため、大きな荷物の持ち運びもいりません。
ホテルならではの充実したサービス
ホテルウエディングはホテルの質が式にも直結するため、料理やおもてなしなどレベルの高いサービスが受けられる点も好評です。設備としてもエレベーターをはじめとするバリアフリー環境が整っているホテルも珍しくありません。
美容室が併設されているホテルであれば、ゲストも当日の身支度が整えやすくなるでしょう。また、遠方からのゲストが多い結婚式の場合、式を挙げるホテルに宿泊ができるところも大きなメリットです。
ホテルに宿泊すれば式の前日に前乗りして、式のあとは一泊して翌日帰れるのでゆっくり過ごせます。
好立地でゲストを招待しやすい
そもそもホテルは、性質上駅に近い立地に構えていることがほとんどです。駐車場完備や通っている沿線が多い主要駅を最寄りとするホテルも多く、交通の便に長けています。
バスの時刻などを気にせず向かえるため、誰かの送迎がなくても問題ありません。結婚式を挙げられるホテルであれば知名度は高いので、タクシーで向かうことも簡単でしょう。
費用が高い
華やかなホテルウエディングは満足度が高い反面、おのずと費用は高くなります。とくに格式のある高級ホテルは相場より高くなりがちなので、見積もりをもらってしっかり検討する必要があります。
ホテルのランクやグレード以外にも、ゲストの招待数、演出、食事の内容などによって価格は変動します。パートナーとお互いのこだわりをすり合わせることで優先順位が明確になり、予算内に収めやすくなるでしょう。
ほかの結婚式と被りやすい
多様なサービスを受けられるホテルウエディングは人気なので、同じホテルで同じ日に結婚式を挙げるケースも少なくありません。ときには式の途中で別の新郎新婦と鉢合わせしてしまうほか、次に予約されている結婚式のスケジュールが気になることもあるでしょう。
ホテルの規模によっては会場の多さからゲストが迷ってしまうおそれがあります。気兼ねなく自分たちの結婚式に集中したいなら、あらかじめホテルのスタッフに相談しておいてください。
ホテルロイヤルクラシック大阪
ホテルロイヤルクラシック大阪の基本情報
| 会社名 | ホテルロイヤルクラシック大阪 |
| 住所 | 〒542-0076 大阪府大阪市中央区難波４丁目３−３ |
| 電話番号 | 050-1860-5020 |
ホテルロイヤルクラシック大阪は、大阪市中央区にあるなんば駅直結のホテルです。ここでは、ホテルロイヤルクラシック大阪のウェディングについて詳しく解説します。
伝統的な美とハイセンスな空間
ホテルロイヤルクラシック大阪は、世界的な建築家である隈研吾氏が手掛けた洗練された空間が魅力です。きらびやかで派手さを感じる華やかさではなく、心が癒される華やかさを大切にしており、伝統的な美を体感できます。2種類のチャペルはどちらも和紙を使用した趣あるデザインで、唯一無二の建築美を感じられるでしょう。
美しく楽しい演出が融合した料理
ホテルロイヤルクラシック大阪で提供される料理は、新郎新婦の思いを最大限に反映した一皿です。また、目で見て美しいと感じる盛り付けはもちろん重要ですが、プロの技術を駆使した味や演出にもこだわっています。たとえば、あえて未完成の料理を提供してゲストの目の前で完成させることで、幸せと感動を届けています。
経験豊かなスタッフがドレス選びをサポート
ホテルロイヤルクラシック大阪で用意されているドレスは、ゴージャス・シックななかにもトレンドを取り入れたデザインが魅力です。フィッティングは経験豊富なスタッフがサポートするため、花嫁の魅力を最大限引き出すドレスを選べるでしょう。
帝国ホテル大阪
帝国ホテル大阪の基本情報
| 会社名 | 株式会社帝国ホテル |
| 帝国ホテル大阪 | 〒530-0042 大阪市北区天満橋1-8-50 |
| 電話番号 | 06-6881-4609 |
帝国ホテル大阪は、大阪市北区にある歴史あるホテルです。ここでは、帝国ホテル大阪のウェディングについて詳しく解説します。
上質・洗練された帝国ホテルならではのおもてなし
歴史ある帝国ホテル大阪では、ウェディングサービスも上質・洗練されています。ただ形式に当てはめた挙式や披露宴を行うのではなく、また、ただトレンドを追い求めるのではなく、新郎新婦の思い描く世界観や理想を表現することを大切にしているのが特徴です。世界の賓客を迎え入れてきた、格式高いサービスでゲストをおもてなしできます。
2023年10月より婚礼料理がリニューアル！
帝国ホテル大阪のウェディングでは、プロのシェフによる婚礼料理も魅力です。婚礼料理は、新郎新婦や両家の親族に代わってゲストに感謝の気持ちを伝えるための手段のひとつです。メニューによっては2週間以上かけて下拵えするものもあり、シェフのこだわりが詰まっています。
メンバーズクラブに入会するとさまざまな特典がある
帝国ホテル大阪で結婚式を挙げると、インペリアルクラブグレースに入会することが可能です。メンバーズクラブに入会すると、ホテル宿泊時のアーリーチェックイン・レイトチェックアウトや、記念日特典の特別優待などを利用できます。
コンラッド大阪
コンラッド大阪の基本情報
| 会社名 | Conrad Osaka合同会社 |
| コンラッド大阪 | 〒530-0005 大阪府大阪市北区中之島3-2-4 |
| 電話番号 | 06-6223-6000 |
コンラッド大阪は、大阪市北区にあるスマートラグジュアリーホテルです。ここでは、コンラッド大阪のウェディングについて解説します。
ウェディング・アーティストと作る結婚式
コンラッド大阪では、新郎新婦の希望・感性を取り入れた妥協のないウェディングを実現するため、経験豊富なウェディング・アーティストがプラン作成をサポートしています。一生に一度のウェディングを感動的な時間にできるよう、2人だけのテーラーメイドウェディングにこだわっているのが特徴です。
ゲストの記憶に残る空間
コンラッド大阪の魅力には、ゲストの記憶に残るインスピレーション溢れる空間も挙げられます。地上200メートルのチャペルでは、バージンロードが空に向かって伸びていく壮大なスケールを味わえます。4種類から選べる披露宴会場は、どの会場も繊細なコーディネートと大きな窓ガラスからのパノラマビューを楽しめるのがうれしいポイントです。
思い出の食材やアイデアを盛り込んだ一皿
テーラーメイドにこだわるコンラッド大阪では、料理も新郎新婦の希望を盛り込んだオリジナルメニューに対応可能です。ベースとなるのはフレンチですが、地元食材や思い出の一品などを取り入れたコースも組み立てられます。どこか和の雰囲気を感じるモダンフレンチで、ゲストに目でも舌でも楽しめる料理を提供できます。
ホテルウエディングの会場を選ぶポイントは？
ホテルウエディングの会場を選ぶときには、どのようなことに気をつけたらいいのでしょうか。ここでは、ホテルウエディングの会場を選ぶポイントを3つ紹介します。
結婚式希望日に宿泊予約できるか
結婚式の前後、宿泊もできるのがホテルウエディングのメリットです。しかし、結婚式当日に空室がなく、そのままホテルに泊まれないこともあります。
空室がないと、別のホテルに泊まるか、結婚式の日程を変える必要が出てきます。そうした事態に陥らないよう、結婚式前後の空室状況を事前に確認しておくことが大切です。
ホテルによってはウエディング専用の宿泊プランが用意されている場合があります。いつもよりお得に泊まれることがあるため、こちらもチェックしておくといいでしょう。
希望の演出は可能か
ホテルによりますが、あらかじめ挙式や披露宴のプログラムが決まっていると、ウエディング演出を自由に選べない場合があります。そのため、理想の結婚式ができるかを必ず事前に確認しておきましょう。
新郎新婦の思いや特別な場面を作りたいときは、自由度が高い会場を選ぶことをおすすめします。会場周辺のスペースを利用できれば、屋外でのセレモニーなどオリジナルの結婚式が挙げられます。
結婚式に強いこだわりがある場合は、自分たちの理想に合った演出ができる会場を選ぶようにしましょう。
1日に何組の結婚式があるか
ホテルウエディングでは、1日に何組もの結婚式が行われる場合があり、ほかのカップルと鉢合わせしてしまう可能性があります。ほかの新郎新婦と会わないようにするには、挙式の日に何組の結婚式があるのかを事前に調べておくといいでしょう。
ホテルにより、1日1組限定プランを用意しているところもあります。プライベートな空間を守りたい方はチェックしてみましょう。
ホテルウエディングの式の流れ
新郎新婦が会場に入り、ウエディングの1日がスタートします。まずは新郎が支度を済ませ、新婦もメイクをしてドレスに着替えます。
支度が済むと、次は写真撮影です。撮影は挙式後の場合もあります。
撮影が終わると、挙式リハーサルを行い、いよいよ挙式本番となります。ホテルウエディングでは、教会式、神前式、人前式の3つの挙式スタイルを選べます。
教会式はホテル内のチャペルで、神前式は提携先の神社で、人前式はホテル内のガーデンなどで挙式を行います。挙式のあとに披露宴も行う場合には、ホテル内のパーティー会場へ移動します。
ウエディングができるホテルはパーティー会場を用意していることが多く、収容人数もさまざまです。披露宴は、新郎新婦の入場からスタートします。
ゲストのスピーチや余興、祝電紹介、お色直しなどが行われ、パーティーを盛り上げる演出が繰り広げられます。最後は新郎新婦をお見送りして、披露宴は終了です。
披露宴が終わったあとに二次会が開かれる場合は、ホテル内のレストランやバーを貸し切ったり、別のパーティー会場に移動したりして行います。二次会は披露宴よりもカジュアルな雰囲気である場合が多く、リラックスしてゆっくり話すこともできるでしょう。
ハウスウエディングとホテルウエディングの違いは？
ハウスウエディングとホテルウエディングの違いは、宿泊施設があるか、貸切りにできるか、の2点です。ハウスウエディングとは、欧風の一軒家などを貸切って行うウエディングプランのことです。
ほかのカップルと鉢合わせる心配もなく、ゆっくりと時間にゆとりを持たせた挙式が可能です。一軒家を貸切るため、費用が高くなる傾向にあるのがデメリットといえます。
ホテルウエディングは、ホテルで挙式や披露宴を行います。そのまま宿泊もできるところがホテルウエディングのメリットです。
ホテルならではのホスピタリティで、良質なサービスが受けられます。ホテルウエディングでは1日に複数の結婚式があるため、ほかのカップルに会ってしまう可能性があります。
まとめ
今回は、大阪のホテルウェディングでおすすめの結婚式場として、ホテルロイヤルクラシック大阪・帝国ホテル大阪・コンラッド大阪の3つの特徴や魅力などを紹介しました。結婚式場はそれぞれで魅力や得意とする分野が異なるため、新郎新婦の希望や理想のイメージに合ったホテルを選ぶことが重要です。
今回挙げたホテルであれば、洗練された空間で和の伝統美を大切にしたい人は、ホテルロイヤルクラシック大阪、歴史あるホテルの上質な接客でゲストをおもてなししたい人は帝国ホテル大阪、2人だけのテーラーメイドにこだわる人はコンラッド大阪がおすすめです。大阪で結婚式場を探している人やホテルウェディングを検討している人は、今回の記事をぜひ参考にしてみてください。
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